ご都合主義の夢の穴

紀要に載せるため言語学についてのエッセイを書いていたらドツボにはまってしまい、ドレスとバールを持って、刑務所に閉じ込められている恋人を助けに行く夢を見ました。高橋です。右手にピストル、左手に刀、心に花束、唇に火の酒、背中に人生を。


ふと、思い出したことがあったのでとある人に相談してみました。今日は、その内容です。


私が小学生の頃に愛読していた雑誌に、月刊歌謡曲というものがあります。「ソングコング」などと一緒で、流行の歌の歌詞が載っていたり、楽譜が載っていたり、歌手のインタビューが載っているような雑誌でした。毎月、発売日を楽しみに待っていた覚えがあります。


さて、その中に読者投稿ページがあるのですが、今思い出すと妙におかしいのです。
当時、僕はCHAGEASKAが好きだったのでうれしい限りだったのですが、投稿イラストの半分以上がCHAGEASKAACCESS関係で占められていたのです。時は小室サウンド全盛の時代で、どちらかといえば、アクセスもチャゲアスも下火になりかかっていた頃でした。イラストの中の彼らは非常に可愛らしかった。キラキラしていて、まるで恋人のような雰囲気を醸し出していました。


ああ、もしかして。という疑念が頭をもたげてきたので、詳しい人に相談したら、やはり月刊歌謡曲ボーイズラブ愛好者の巣窟だったようで、90年代後半は同人誌の通販ページなんかもあったようですね。


特に、何のオチもないのですが。少年時代の想い出を返せってね。
そんな感じです。


あ、サカナクションもいいのですが、中塚武もいいですよ。
ためしに聴いてみてください。