太陽を盗んだ男を見に行った男たちの歌


今まで5回はみたはずなのだが、見ることに新発見がある。それが、この映画のよいところ。
太陽を盗んだ男を大阪九条シネ・ヌーヴォにて、にやにやしながら見てきました。


あらめまして感想メモ


・「行くぞ!9番」
・主人公はやる気のない理科教師。後に、お手製の原爆を作ることになる。
・「原爆」という言葉の響きが、妙に新鮮でたまらんやった。
・本当の主役は菅原文太
・文太がなかなか死なないのは、ゾンビだからではない!物語前半の爪の甘さの整合性を取るためだ。
・爆縮レンズがないと均等にエネルギーは伝わらないのだ。ここでオチが絞られる。
・ベストを買おうと思った。それと体を鍛えよう。文太みたいなスタイルになりたい。
・「しらけ世代」への鎮魂歌(もしくは応援歌)なんだな。これは。しらけ世代(1950年代後半から1960年代生)
・この世代と、中国の天安門世代ってかぶるんだよな。なんというか、政治に対する正攻法の無力さを感じてしまった世代っていうの?
・沢田健二が最も輝くのは、ガイガーカウンターをマイク代わりにはしゃぐシーン。もうたまらない。ウへ。
・キスして、抱きかかえて、海に投げ捨てる。こんなことしても許してくれる女、いないよなあ。という話をした。いや、たぶん探せばいると思う。
・ゼロの顔って、あの娘に似てないか?顔の感じか?ドキドキした。
風間杜夫西田敏行がちょっと出演。売り出し中(当時)


などなど。


他には、読書月間だった。無検討に読んでいる。京極にも手を染めてしまった。魍魎の厘。その他、プリンセストヨトミなども(途中まで)あとは、毎年恒例、膨大な量の詩集。最近のお気に入りは、丸山薫


それと、


半月くらい、生き方を考えていた。
近くにいる人の自由を守りたい。
そのために、自分ができることはなんだろう。
とりあえず、身の回りの秩序を整えようか。
そう言いながら、机の上の灰皿を片付けた。