愛国戦隊大日本
えーと、見てくださいとしか言いようがないですね。こればっかりは。1982年にダイコンフィルムが制作した伝説のインディーズムービー。その内容はと言うと…。説明しきれないので、主題歌載せます主題歌!
♪ もしも 日本が 弱ければ
ロシアはたちまち 攻めてくる
家は焼け 畑はコルホーズ
君はシベリア送りだろう
日本はオオ、ぼくらの国だ
赤い敵から 守りぬくんだ
カミカゼ、スキヤキ、ゲイシャ、
ハラキリ、テンプラ、フジヤマ
俺たちの日の丸が 燃えている
GROW THE SUN(SUN)
RISING THE SUN(SUN)
愛国戦隊 大日本
時代背景からして、時は冷戦のまっただ中(丁度モスクワ五輪の頃か?)今でさえ放送コードに引っかかるような作品をこの時代に作るなんて…。しかも、脚本岡田斗司夫、デザイン庵野秀明。かなりの大物じゃねえか!!この作品の中で特にまずいのが言葉。蔑称とか共産党関係の言葉ね。「露助」「アカ」「粛正!シベリア送りだ!」等。それでも結局は行きすぎたジョーク(鳥肌実・高田渡の自衛隊に入ろうみたいな)として考えればいいわけで、たいした問題にはならなかったと思ったんだが、様々な団体からクレームが付き、一部モザイク処理がなされているそうな。結局その行動も含めて、右も左も行きすぎたら面白くなるという教訓なのでは?また純粋に面白いインディーズムービーを作りたかったという点にも注目。つっこみ所が満載。戦闘員が「ハラショー」としか喋らないところや、戦闘員の服装がジャージ!、撮影が太陽の塔前だったり、26話までタイトルが用意されている点など(実際は第三話のみの制作)とにかく必見!