東北の人間がどれだけ花巻東に期待しているのかわかっているのか?


春甲子園ということで、阪神甲子園球場に足を運んできました。
宮城県代表の利府高校早稲田実業を破ってベスト4に残ってくれたので、個人的には満足です。(3/31)


で今日、今、目の前で花巻東清峰高校がやっているのですね。
6回を終わって0対0。


昭和顔のエース、めんこい王子こと菊池率いる花巻東は、東北の野球ファンの期待をすべてを背負っています。
思い起こせば、1989年の夏の甲子園の大越(仙台育英)、2003年のダルビッシュ(東北)。
どちらの学校も決勝戦で負けてしまいましたが、他県であろうと、東北の人間みんなが一丸となって応援するのが甲子園。
当時、2003年夏に岩手の小岩井牧場にライブを見に行ったのですが、みんながゴスペラーズそっちのけで、ラジオ中継に聞き入っていたのを覚えています。


白河以北一山百文


これは、北関東と南東北の間にある白河の関を越えると一山が百文にもならない荒地ばかりだという、明治新政府が東北地方を嘲った言葉です。
東北人は、これを蔑称とは感じずに誡めのため(時には自虐的に)使ってきました。
東北の地方紙の「河北新報」なんていい例ですね。


とにかく、花巻東がんばれ!