ハトのお嫁さんと高瀬舟の経済観念という主題について


えーっと、ハトのお嫁さんの第7巻を購入しました。思った以上に売ってなくて難儀しましたが、4件目の書店で入手。都会に住むってのは思ったより大変です。駐車場のある郊外型大型書店がない。宮脇書店やブックスなにわが懐かしいな。(ちなみにブックスなにわとは、宮城県にある本屋チェーン店。伊坂幸太郎の小説にも登場したとかしないとか)


高校生の頃から集めている単行本で、発売と同時に購入しているのですが、年を経るにつれて購入の際に考えることが減りました。たかだか600円程度の出費なんですが、大学生の頃なんかは、「古本が出てから買おうか」だとか「最近、作品の質が落ちはじめているから」なんて考えて買いしぶったりもしていたのですが、今回はなんなく購入できました。


これって、所謂経済観念の変化ってやつなんでしょうね。
高瀬舟で、庄兵衛が喜助の話を聞いて身につまされる想いになったあの感覚。
昔の私が喜助で今の私が庄兵衛。


ハトのおよめさん(7) (KCデラックス アフタヌーン)

ハトのおよめさん(7) (KCデラックス アフタヌーン)


高瀬舟 (集英社文庫)

高瀬舟 (集英社文庫)


伊豆の踊り子とか人間失格みたいに、高瀬舟も漫画家が表紙を書けばいいのに。
誰がいいかって?うーん。ガモウひろしとか?